先週より仕事はじめの会社も多いと思いますが、今年も早くも10日経ちました。
個人事業主の方は3月15日締め切りの確定申告に向けて、12月末までの取引を
まとめる作業に本格的に入っていく時期ですね。
しかしながら、今年も既に10日を経過しているので、今年のお金の動きも記録
していかなければ、来年の今頃も大変な思いをすることになりかねません。
今日はそういったお金の動きを記録していく際に、一番最初に管理しなければならない現金管理
の方法について記載してみたいと思います。
現金管理をしていく最初のステップは、法人であれ個人事業主であれ、経営者(事業主)の生活用の財布と
会社(事業)の財布を分けることです。
安いものでも、手提げ金庫のようなものでもいいので、物理的に財布を分けることをお勧めします。
現金管理をしようとした際に財布が一つだと、生活用(個人用)のものを購入したのか、会社(事業)用の
ものを購入したのか、結局わからなくなってしまい、管理(記録)することが嫌になってしまいます。
そのため物理的に財布そのものを分けることで、生活用又は会社(事業)用の出金を管理することができます。
簡便な方法と思われるかもしれませんが、効果は意外と大きいので、一度試してみてはいかがでしょうか。
また、会社(事業)用の財布から出金した際には、領収書やレシートなどと引き換えに出金してください。
慶弔禍福等の費用のように領収書がもらえない場合はメモ用紙にその旨を記載して、それと引き換えに出金
してください。
そのような意識で生活(個人)用の財布と会社(事業)用の財布を管理すると必然的に現金管理ができてくる
と思います。